サンフランシスコ公共図書館よりの声明
サンフランシスコ公共図書館は#Black Lives Matter運動に対応し、私達の地域の中の構造的、体系的、また制度的人種差別と不平等をなくすためのあらゆる取り組みを支持しています。
COVID-19が特にアフリカ系アメリカ人と私達の地域の最も脆弱な人々に影響を与えたという報告に照らして、パンデミックを生き抜くことはそれほど難しいことではないかの様に、アーマウド・アーベリーとブレナ・テイラーに引き続くジョージ・フロイドの殺害は、耐えがたい事でした。私達の心は重く、多くの人びとが経験している複雑に絡み合った痛みとトラウマを私達の街で、国で、そして世界で共有しています。
公共図書館は、公平さの推進、人種格差への取り組み等ユニークで重要な役割を担っています。そして私達のサービスを詳細に検討すると、正直のところ、いかに私達の施設が人種平等を推し進める支援ができていなかったかを意味します。
サンフランシスコ図書館委員会会長メアリー・ワーデル-ギラドゥッツィ博士は、「私達の黒人の同僚、隣人、友人たちが不安と不確実性に満ちた一生を過ごすなか、あまりにも多くの指導者が共謀し沈黙しています。今こそ、あらゆる場所の指導者たちが人種差別に立ち向かい、また構造的,制度的人種差別を永続させている彼ら自身の偏見、先入観、反黒人行動を明らかにする作業を行うことに専念すべきです」と述べました。
図書館は閉鎖されたままですが、再開を計画するにあたり、市全体のOffice of Racial Equityの指示の下ですでに開始されている人種的平等を中心に作業をする取り組みが継続されることをお約束します。図書館の閉鎖前、スタッフは既に人種問題についての会話を始め、一般の人向けに人種問題について建設的な会話をする方法について学ぶフォーラムを主催しました。私達は人種権平等を念頭に置いて私達のサービスと方針を検討するという意図的な仕事を行うと同時に、これらを再び始めることを切望しています。それまでの間ソーシャルメディアにおいて推薦資料を紹介し、皆様がこれらの問題について学ぶことができるようにしています。以下は皆様のためのリストです。
私達は、この作業に責任を負っています。そして、皆様が包括、正義、相互の尊重に基づいて築き上げられた21世紀の図書館の育成にご協力してくださることを願います。
サンフランシスコ公共図書館のリソースリスト
- How to Be an Antiracist
- Kids Who Care – Kids Take Action
- More Than a Month: Activism
- Understanding Structural Racism
- Black Lives Matter: An SFPL Watch List
- Black Family Joy
- Black Stories Matter: Picture Book Films for Kids
- Police, Prisons, and Young Black Lives
サンフランシスコ公共図書館は、人種的および社会的平等を推進するために結集した全国の164以上の都市図書館の1つです。